ホーム‎ > ‎News‎ > ‎

日本福祉工学会 第21回学術講演会で鍬田雅輝君が優秀発表賞を受賞しました

2017/12/07 1:53 に 柴里弘毅 が投稿   [ 2017/12/07 2:12 に更新しました ]
平成29年11月25日(土),一般社団法人 日本福祉工学会が主催する第21回学術講演会が
山形県立保健医療大学で開催されました.

日本福祉工学会は,生きがいの創造や快適な生活を計画し支援する目的で創設されました.
高齢化社会が進む中,身体機能の低下した高齢者に対する行動支援・生活支援の必要性がますます高まり,
介護者の負担軽減も重要な課題となっています.また,障害を理由とする差別の解消の推進を目的とした
障害者差別解消法が施行され,障害のある人に対する社会的障壁の排除と利実促進のための
支援技術が強く求められています.

鍬田君の発表は,肢体不自由,知的障害などの重複障害のある方の意思表示を支援することを目的とした
視線を検出するアルゴリズムに関するもので,今回,優秀発表賞を受賞しました.

制御情報システム工学科では,ICTを活用した支援機器や教材の開発に関する研究が数多く行われています.
鍬田君の研究が今後大きく展開し,社会への貢献に繋がることを期待しています.

単眼カメラを用いた視線方向推定のためのファジイ推論手法 鍬田雅輝,博多哲也,加藤達也,大塚弘文,柴里弘毅

日本福祉工学会第21回学術講演会講演論文集,pp.55-56, 25/Nov. /2017


URL: 日本福祉工学会
http://jswe.esb.yamanashi.ac.jp/

Comments