9月14日(月)と15日(火)に,専攻科2年の黒田裕貴くんの協力の下,「狭指向性スピーカーの評価」実験を行いました.両日とも7時間程度の長丁場でしたが,はじめて取り組むことばかりで試行錯誤しながらも,あっという間の楽しい2日間でした. 「学生奨励研究」とは,本科1~4年までの学生が一人もしくは複数で行う授業以外の研究活動のことです.ひとグループにつき上限3万円の研究補助金を学校側から頂いて活動を行い,年度末にレポートを提出します.興味関心があるテーマについて,一年間,じっくり考えて「ものづくり」を行うことができます. 毎年,学年を問わず,複数のグループが活動を行っています(例年,当学科の学生グループの数が一番多いと思います). 当学科では,一人乗り電気自動車に関する研究を行っています.走行中の電気自動車は静かなので,近づいていることを知らせる装置を搭載した車が販売されています.「危険を知らせたい方だけにピンポイントで知らせる装置を作れないか」,「音声でクルマを操縦や,Pepper(ソフトバンク)のクルマ版を作ったら楽しいのでは」と思っていました. そこで,当学科の2,3年生が,6月ごろから週に一回,下記のテーマで活動を行っています.もっと早く紹介すべきでしたが,まだ完成ではないので,時々,彼らの成果をお知らせしたいと思います. CI3年 松下 和輝 くん: 「音声認識・合成モジュールを用いた音声対話システムの構築」 CI2年 堀 尊多呂 くん,小野原 真子 さん,高岡 さり さん 「狭指向性スピーカーを用いた任意方向への車両接近報知音装置の開発」
|